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【解決済】図入りで丁寧に解説!AdSense「収益に重大な影響が出ないよう、ads.txtファイルの問題を修正してください」の修正方法は?

先日、AdSenseの管理画面にこういうエラーメッセージが出てました↓

AdSenseのエラーメッセージ「要注意-収益に重大な影響が出ないよう、ads.txtファイルの問題を修正してください」

「要注意-収益に重大な影響が出ないよう、ads.txtファイルの問題を修正してください」

というわけで、今日はこのads.txtファイルの問題とやらを解決していきます!

もくじ

AdSense ads.txtの問題を修正する流れ

まずは大まかな流れを見ていきますね。

AdSenseのads.txtの問題を修正するためには、

  1. 専用のads.txtファイルを作る
  2. 作ったファイルをサーバーにアップロードする
  3. ads.txtの問題が修正されたことを確認する

この3ステップが必要です。

WordPressのテーマにads.txtを編集できる機能がある場合も

ちなみに、WordPressのテーマの中には、もとからads.txtを編集する機能が搭載されているものがあります。

例えばこのブログで使っている「SWELL」という有料テーマにもそういう機能があります↓

SWELL設定からads.txtを編集できる

こういう機能を使えば、こちらでテキストファイルを作る必要もないし、それをサーバーにアップロードする必要もありません。

なので、有料テーマをご利用の方はテーマ内にそういう機能がないか探してみてくださいね!



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AdSenseのads.txtの問題を修正(1) 書式なしテキストファイルを準備する

それでは、ads.txtを作成していきます。

ファイル名は「ads.txt」ではなく「ads」

念のため確認です。

ここでAdSenseが求めているのは、ファイル名が「ads.txt」のファイルではありません。

ファイル名が「ads」で、拡張子が「.txt」のファイルです。

ある程度パソコンの知識がある人には「そんなの当たり前だろう……」と呆れられそうですが、実際に以下のようなこともできちゃうわけです↓

いろいろな種類の、名前が「ads.txt」のファイル(拡張子なし)

種類が「Word文書」なんてのは明らかにダメだとしても、上から4段目の「ads.txt」(種類: テキスト ドキュメント)は良さそうな気がしませんか?

でも、上のファイルの拡張子を表示するとこうなりまして↓

いろいろな種類の、名前が「ads.txt」のファイル(拡張子あり)

これらは全て、今回のケースでは使えません。

使っているパソコンが拡張子を非表示にする設定になっていると、「ads.txt.txt」のファイルでもファイル名の「ads.txt」だけが表示されるので、一見大丈夫そうな気がするんですよね。

ここは意外な落とし穴なので気をつけてください!

AdSenseのパブリッシャーIDを確認

さあ、本題です。

まずは、「ads.txtの問題を修正してください」というエラーメッセージの「今すぐ修正する」をクリックします↓

AdSenseのエラーメッセージ「要注意-収益に重大な影響が出ないよう、ads.txtファイルの問題を修正してください」の「今すぐ修正」ボタン

出てきたサイトのリストの中から、ads.txtのステータスが「不明」になっているサイトのURLをクリック↓

AdSenseに登録してあるサイトのリストと、ads.txtのステータス

すると、「ads.txtが見つかりませんでした」というメッセージの下に、

google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0

みたいなものが表示されると思います。

※実際は「pub-」の後ろは別の文字列で、これがあなたの「パブリッシャーID」です。ちなみにDIRECTの後ろはみんな共通。

「コピー」をクリックして、この情報をコピーします↓

ads.txtにコピーする内容とコピーボタンの位置

これを書式なしテキストファイルに貼り付けるわけですね。

というわけで、次は書式なしファイルの作り方を説明していきます。WindowsとMac、ご使用の環境に合わせたリンクをお選びください↓

もし以下のテキストファイル作成やファイルのアップロードに難しさを覚えたら、思い切ってSWELLのような便利テーマを買っちゃうのも手だと思います。タイムイズマネー。

一応SWELLのホームページへのリンクも貼っておくので、良かったらご覧ください↓

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まあでも、そんな便利テーマの力を借りなくても皆さんが自力で何とかできるくらい、ここから詳しく丁寧にads.txtについて解説していきますよ!

書式なしテキストファイル作成方法 :Windowsの場合

では、Windowsで書式なしテキストファイルを用意していきましょう。

※以下はWindows10での操作例です。ご了承ください※

まず、デスクトップの何もないところで右クリック↓

Windowsデスクトップの画面

そうすると、メニューがでてきます↓

Windowsデスクトップ上に出てきたメニュー

「新規作成」から「テキストドキュメント」を選択↓

Windowsデスクトップ上に出てきたメニューとサブメニュー

すぐに新しいテキストドキュメントが出現します↓

新しいテキストドキュメントが作成された

名前を「ads」に変更↓

新しいテキストドキュメントの名前を「ads」に変更

このファイルを開き、さっきコピーした「google.com, 〜」の文字列をペーストします↓

ads.txtファイルに、AdSenseのパブリッシャーIDの情報をコピー

これを上書き保存すればOKです。

念のためプロパティを確認してみると↓

ads.txtファイルのプロパティ情報(ファイルの種類の欄が「テキストドキュメント」になっている)

ちゃんと「.txt」のファイルになっていますね!

次は、このファイルをサーバーにアップロードしていきます。

AdSenseのads.txtの問題を修正(2) テキストファイルをサイトにアップロードする

書式なしテキストファイル作成方法 :Macの場合

ここからは、Macでの書式なしテキストファイルの作り方を紹介していきます。

Macの場合、デフォルトで「テキストエディット」というアプリがあるはずです。これを開きます↓

MacのLaunchpadの画面

出てきたウィンドウ左下の「新規書類」をクリック↓

テキストエディットの最初に出てくる画面

もし、この後出てきた編集画面が下のようになっていたら↓

Macのテキストエディットアプリが書式ありテキストを作る状態になっている時の画面

これは「書式ありテキスト」状態なので、フォーマットを変える必要があります。

上部メニューバー「フォーマット」から、「標準テキストにする」を選択↓

テキストエディットアプリのフォーマットを変更する方法

下の画像のように、ルーラーや文字の色などを変えるメニューがない状態が正解です↓

Macのテキストエディットアプリが書式なしテキストを作る状態になっている時の画面

もし最初からこの状態で出てきた(=そういう設定がされていた)のなら、フォーマットをいじる必要はありません。このままでOKです。

ここに、さきほど確認したAdSenseのパブリッシャーIDの情報を貼り付けます↓

MacのテキストエディットアプリにAdSenseのパブリッシャーID情報を貼り付けた状態

メニューバーの「ファイル」から「保存」↓

Macのテキストエディットアプリでファイルを保存

さて、ファイルの名前は?

実はMacの場合、名前の欄に「ads」と入れても「ads.txt」と入れてもOKです。ただ少しだけ注意することがあります。

名前の欄に「ads」と入れる場合

名前の欄に「ads」と入れるときは、「拡張子が未指定の場合は、”.txt”を使用」がONになっていることを確認してくださいね

Macのテキストエディットアプリでtxtファイルを作る時の注意点

ここのチェックが外れていると変なファイルが出来上がりますので、要注意!

名前の欄に「ads.txt」と入れる場合

名前の欄に「ads.txt」と入れると、Macが勝手に「ファイル名がadsで、拡張子が.txtですね」と認識します↓

Macのテキストエディットアプリでtxtファイルを作る時の注意点

いずれの場合もエンコーディングは「Unicode (UTF-8)」で作成。

これをお好きな場所に保存してください。

これでads.txtファイルの作成は完了です!

AdSenseのads.txtの問題を修正(2) テキストファイルをサイトにアップロードする

さあて、ads.txtファイルをサイトにアップロードしていきます!

※以下は、ロリポップというレンタルサーバーでの操作例です※

FTPソフトにログイン

多くのレンタルサーバーには、「FTP」という機能が標準でついていると思います。今回はそれを使用します。

例えば私が利用している「ロリポップ!」だと、ログインした後に出てくる画面のサイドバーから「サーバーの管理・設定」>「ロリポップ!FTP」で行くことができます↓

レンタルサーバー・ロリポップの管理画面

すると出てくるのはこういう画面↓

ロリポップのFTP画面

このFTPを使えば先ほど用意したテキストファイルをアップロードすることができるんですが、ここで大事なのは「どこにファイルをアップロードするか」です!

ads.txtをアップロードする「ルートディレクトリ」ってどこ?

Google Adsenseヘルプ の「ads.txt に関するガイド」には、

「ads.txt ファイルをサイトのルート ディレクトリにアップロードします」

と書いてあります。

サイトのルートディレクトリはどこ?

サイトのルートディレクトリとは、一般的に

  • index.html
  • index.php

などのファイルがあるところです。

WordPressサイトのルートディレクトリはどこ?

WordPressをインストールしているブログやサイトなら、

  • wp-admin
  • wp-content
  • wp-includes

この3つのフォルダが置かれているところがルートディレクトリになります。

そこに「index.php」もあるはず↓

FTPの操作画面。WordPressブログ・サイトのルートディレクトリ。AdSenseのads.txtをアップロードするところ。

このルートディレクトリを表示している状態で、FTPのメニューから「アップロード」を選び↓

FTPの操作画面(「アップロード」のアイコン)

「ファイルを選択する」をクリックし、先ほど作成した「ads.txt」ファイルを選びます↓

FTPの操作画面(「ファイルを選択する」「アップロードする」のボタン)

そして、「アップロードする」をクリック(ファイルを選択しただけではアップロードされないので要注意!

すると↓

FTPの操作画面(ルートディレクトリにads.txtがアップロードされ、画面にも表示された)

「ads.txt」がアップロードされました!

AdSenseのads.txtの問題を修正(3) 確認してみよう

さて、それではAdSenseのads.txtの問題が修正されたか確認しましょう。

AdSenseの「サイトの管理」の画面(「ads.txtの問題を修正してください」というエラーメッセージの「今すぐ修正する」をクリックした後に出てくる画面)に戻ります。

サイトリストから、ads.txtファイルをアップロードしたサイトのURLをクリック↓

AdSenseに登録しているサイトのリストが載っているページ。ads.txtのステータスはまだ「不明」

すると……↓

AdSense「ads.txtが見つかりました」「ads.txtファイルでパブリッシャーIDを確認しました」

「ads.txtが見つかりました」!!

そして無事に、サイトリストに書かれていたads.txtのステータスが「承認済み」になりました↓

ads.txtのステータスが「承認済み」になっている画面

これにて一件落着!

……と、思いきや……?

ads.txtのステータスが「承認済み」なのに、「問題を修正してください」のエラーメッセージが消えない?

AdSenseに登録している全サイトのads.txtのステータスが「承認済み」なのに、まだ「問題を修正してください」のエラーメッセージが残っています↓

ads.txtのステータスは全てのサイトで「承認済み」になっているのに、「要注意」のエラーメッセージが出ている状態

これはあれですね、時間差で消えるやつです

このあと特に何もせずに放っておき、翌日に確認したらちゃんと消えてました↓

エラーメッセージが消えた「サイトの管理」画面

これにて本当に一件落着です!!

皆さんのAdSenseのads.txtの問題も、無事に修正されますように!



SWELL シンプルなのに、高機能 – 国内人気 No.1 のWordPressテーマ

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