今年に入ってから、
「なぜか夫のスマホだけが自宅のWi-Fiに自動で繋がらない」
ということが何度もありました。
結論から言うと原因は「ルーターのキャパオーバー」で、ルーターを買い替えたら問題は解決しました!
いやいや……他の端末は全てWi-Fiにつながっているんだよ?どうしてルーターの問題なの?
と思いますよね。
では、その経緯をもう少し詳しく書いていきます!
自宅のWi-Fiに自動で繋がらないのは「帰宅時」が最多
この「夫のスマホだけが自宅のWi-Fiに自動で繋がらない問題」が頻発するのは、
「夫がスマホを持って外出して、帰宅したとき」。
帰宅後、本当ならスマホは自動で自宅のWi-Fiに繋がるはずなのに、夫のスマホ(Android)はモバイル通信のままなんです。
一方で、私のスマホ(iPhone)は帰宅後すぐにWi-Fiに繋がる。
他の端末も全て繋がっている。
なのに夫のスマホだけが繋がらず、スマホ側の設定をいじってもどうにもならない……。
仕方なくルーターを再起動すると、ようやく繋がるという状況でした。
外出→帰宅でWi-Fiに繋がらないのは、スマホ側の問題なのか?
自宅のWi-Fiに自動で繋がらなくなるのは夫のスマホだけなので、最初は
「スマホの問題なのか?」
「Androidの問題なのか?」
「そろそろスマホが寿命なのか?」
といろいろ考えました。
実際、後述するように夫のスマホの力不足も多少はあったと思います。
ですが我が家の場合、主な原因はルーターにあったんです!
外出→帰宅でWi-Fiに繋がらない原因は、ルーターの力不足
他の端末は全てWi-Fiに繋がっているのに、ルーターが原因ってどういうことなのか?
原因は、「ルーターの力不足」なのです!
もっと言うと、「ルーターのキャパを大幅に超える仕事を、私たちがやらせていた」のでした。
ルーターの「接続台数」はどれくらい?
皆さんは、ご自宅のルーターで推奨されている「接続台数」がいくつなのか把握しているでしょうか?
これは、スマホなどの端末を同時にWi-Fi接続したときに、快適に通信できると想定される台数のことです。
試しに、NECのホームルーター・Atermシリーズのエントリーモデル〜プレミアムモデルの接続台数を調べてみると、以下のようになりました。
発売年 | 接続台数 |
---|---|
2022 | 18−36台 |
2020 | 15−18台 |
2018 | 10−18台 |
2020年発売のエントリー機種だと15台。
2018年発売のエントリー機種だと10台まで減ります。
自宅のルーターの接続台数は?
そんな中、我が家で使っていたルーターは「NEC Aterm WG1200HS」。
2015年に発売された、当時としては中堅モデルのルーターです。
このWG1200HSが快適にWi-Fi接続できる端末の台数は……
実は、公式には発表されていません。
これは私の勝手な予想ですが、恐らく「接続台数」という指標がスペック表に載り始める前の機種なんでしょうね(笑)
なので上の表から推測すると、せいぜい6-8台程度ではないかと思います。
Wi-Fiを必要とする端末が増え続けた結果
WG1200HSを購入した当時の我が家では、その接続台数が6-8台でも十分でした。
スマホ2台、パソコン2台の計4台しかWi-Fiに繋ぐものがありませんでしたからね。
ところが家族が増え、仕事もリモートになった現在はどうかというと、
- パソコン x4
- スマホ x4
- タブレット x1
- スキャナー x1
- プリンター x1
- ゲーム機 x1
なんと、Wi-Fiを使う端末だけで12台!!
しかも、有線でNASとテレビをルーターに繋いでいます。
これはもう、2015年発売のルーターには完全にキャパオーバーですよ……。
壊れたわけではない。けどキャパオーバー。
そしてそのシワ寄せが行ったのが、夫のスマホだったようです。
夫のスマホは我が家では1番古いので、端末間のWi-Fi電波の取り合いに負けることが多かったのかも知れません。
というわけで、ルーターの買い替えを検討し始めました。
ルーターの買い替えで起きた変化
今の我が家には、どれくらいのスペックのルーターが必要なのか?
我が家はもともとがNECのAtermなので、同じAtermシリーズの手ごろな価格のモデルをいくつかピックアップしてみると……。
機種 | 発売年 | 接続数 | 参考価格 |
---|---|---|---|
4200D5 | 2023 | 36台 | 15,200円~ |
WX3000HP2 | 2022 | 36台 | 11,800円~ |
2600HS2 | 2020 | 18台 | 7,400円~ |
WG1200HS4 | 2020 | 15台 | 4,000円~ |
うーん、36台……。
接続台数の多さは魅力的だけど、そこまでいるかな?
かといって、既に12台の端末を使っている中で、推奨台数15台っていうのは少ないし。
ルーターを新しくしたら、外出→帰宅後もWi-Fiに繋がるようになった!
数日悩んだあと、新しいルーターを購入しました。
2020年製のWG2600HS2です!
「今さら2020年製を買うの?」とも思ったけれど、やっぱり今の我が家には最新のルーターはオーバースペックでw
WG2600HS2 は7000~8000円台でお手頃だし、同時接続台数も18台。
もうしばらくは、これで十分なはず!
実際に、ルーターを新しくしたら夫のスマホも自動でWi-Fiに繋がるようになりました。
外出して帰ってきた後も、難なく繋がる!
問題解決です!!
自宅でのWi-Fi接続台数を確認しよう
皆さんも、ぜひ
①自宅でWi-Fiに接続している端末の台数
②自宅のルーターの推奨接続台数
この2つを比べてみてください。
①>②になっていませんか?
①<②であっても、各端末の使用データ量が多い場合には、ルーターのキャパをオーバーしている可能性もあります。
この機会に、一度ルーターのスペックと、ご自宅のWi-Fi使用状況をご確認くださいね!