今時の公立小学校って(といっても自分の息子が在籍している小学校しか知らないのでn=1の感想なんですが)
こんなに学校の外で学習するの?
と思うくらい出かけるんですよね。とくに中学年。
社会では水道科学館、ごみ焼却施設、野菜の出荷センター、消防署、スーパーのバックヤード、郷土資料館、工場見学、防災センター、etc.
総合では地域の伝統体験をしよう、自然探究をしよう、畑作業をしよう、文化交流をしよう、etc.
私が小学校の頃って遠足と修学旅行くらいしか学校の外に出かけた記憶がないんですけど……覚えてないだけなのかなあ。
まあとにかく、学校の外に行くことが結構あるんです。
つまり学校に通っている子たちは、先生方に引率してもらって、学校が調達したバスに乗せてもらって、いろいろなところに行けるんですよね。
でもうちの息子は不登校でホームスクーリングで……うーん。
ホームスクーリングでも社会科見学をしよう
よし、それなら!
というわけで、我が家では社会科見学もできる限り行くことにしました。学校の皆と一緒の「団体ツアー」ではなく、家族だけの「個人ツアー」です。
浄水場も行きました。
郷土資料館も行きました。
防災センターも行きました。
工場見学も行きました。
そのたびに息子には簡単なレポートを書いてもらい、それらを学校に提出しています。
ときどき担任の先生に「えっ、○○も行ってきたんですか?」と驚かれたりもしていますが……(笑)
まあ、我が子のためですから!
というのもあるし、実際は私自身がわりと楽しんでいます。
たとえば「大きなタッチスクリーンを使ってゲーム感覚で浄水場の仕組みが学べる」なんてのは私が小学生だった頃にはなかったから新鮮だったし、郷土資料館の昔の暮らしを再現した展示では「時代劇で見たことある〜!」と、親である私のほうが興奮しておりました(←時代劇のドラマなど見たことがない息子は全く興味を示さず)。
あと、防災センターの「震度7の地震を体験しよう」とか「風速30mを体験しよう」とかは、個人的に「興味はあるけどわざわざ足を運ぶほどではない」という類のものだったので、息子を社会科見学に連れて行くという理由がなければ今後も体験することはなかったと思います。消火器体験もためになりました。
ちなみに小学校の社会科見学で行くような施設は入場無料のところが多くて嬉しいです。さすがに博物館は入場料がかかりましたが、それは大人だけで小中学生は無料だったので、さほどサイフを直撃しませんでした(笑)
現地に行かない「バーチャル見学」も活用
一方で、家族では行けなかった施設もいくつかあります。例えば私が住んでいる市だと、ゴミ処理場の見学は団体での見学しか受け付けておらず個人では行けませんでした。
そういうときはYouTubeで動画を検索。すると、いろいろな町や市の公式チャンネルが「ゴミ処理の仕組みについて」「ゴミ処理場を見学しよう」のような動画を出してくれています。バーチャル社会科見学ですね。これはこれで今の時代を感じられて良い。
余談ですが私が子供の頃というのは小学校に焼却炉がありそこでゴミを燃やし、後に大問題になるダイオキシンを平然と放出していただろう時代です。なので、ゴミ処理場の動画で「ダイオキシンなどの有害物質を出さないように高温で処理を〜」みたいなことを言っているのを聞くと複雑な気持ちになりましたね。。
ホームスクーリングで社会科見学をすることで得られるもの・得られないもの
と、こんな感じでいろいろと動いてみた感想は、
社会科見学って学校に行ってなくても十分できるな
です。
もちろん、「班の皆んなと一緒に相談する・行動する」という類の学びは得られません。そこは学校の特権。しゃーない。
でも家族で社会科見学に行くと、学校の行事として連れて行ってもらうのとは違って、「先生から与えられた課題とは関係ないが子ども本人が興味を持った展示」をじっくり時間をかけて鑑賞することができます。
さらに家に帰ってから、見学で学んだことについて親子で会話をすることも可能。
つまり、
- 子ども本人が興味を持つ→自主的
- 親子で会話→対話的
なので「自主的で対話的な深い学び」ってヤツも意外とできている気がします。思っていたほど取りこぼしている要素はないのでは?という印象です。
我が家のホームスクーリンングはまだまだ続きそうなので……今後も、親も楽しみながらあちこちへ社会科見学に出かけようと思います!

